ケノン やけど する原因は?付属の保冷剤でしっかり冷やしても、何をやってもダメでした!って人が結構います。
ここでは、ケノンでやけどする原因と対策を分かりやすくまとめました。また、冷却してもやけどする本当の原因・理由を推測し、できる対策をご紹介。
ケノンをこれから使いたいと思っている方、すでに使っていてやけどに困っている方は要チェックです。
ケノンでやけどする原因と対策
ケノンでやけどする主な原因は、次に紹介する5つの基本が守られていない場合がほとんどです。
逆に言えば、ちゃんと守ればほとんどの場合はやけどせず脱毛ができますので、やけどが気になる方はチェックしてみて下さい。
- 冷却
- 照射レベル調整
- 照射部位
- 肌状態
- 事前準備
1.冷却
1回照射ごと、照射前と後で必ず肌を冷やします。面倒くさいからといって、まとめて冷却&照射すると必ずやけどします。必ず1照射ごとに、前後で冷却を徹底して下さい。
冷却する時間はできれば5秒以上。やけどしないと分かったら、徐々に秒数を下げても大丈夫ですが、少なくとも3秒くらいは冷却パックを密着させた方がいいです。
肌を冷やす場合は、しっかり肌に密着させ、押し付けて冷やします。接触が浅いと肌の奥まで冷えないので、やけどの原因になります。
2.照射レベル
照射レベルは他人ができたから自分も大丈夫ではやけどする可能性があります。また、部位ごとに最適な照射レベルは異なります。
肌が弱いと思っていなくても、実は光に対して弱い場合もあるので、照射レベルは細心の注意を払いましょう。
まずは、無理せずレベル1からお試しで徐々に上げていき、やけどしないギリギリ低いレベルが最適な照射レベルです。
3.照射部位
ケノンは取扱説明書に書いてある通り、粘膜には照射できません。しかし、ケノンでも粘膜付近に照射している人もいます。
当然、皮膚が無かったり、皮膚が薄い部位はやけどのリスク高くなるので、自己責任でしっかり照射レベル調整と冷却をすることはとても大事です。
また、ほくろ、イボ、シミ、傷、アザなど濃い色素の部位は、白いシールを貼って光が吸収されないようにしましょう。100円ショップで売っているシールで十分です。
4.肌状態
日焼けの前後で照射すると、やけどしやすいので注意が必要です。海やプールなど行く予定があれば、前日はケノン使わないことです。
生理で肌の状態が変わったり、アトピー、皮膚病の方はやけど以前に照射が無理の場合もあるのでご注意ください。
アトピー・皮膚病でも照射NGでは無いですが、照射レベル調整したり、照射すると特に危険そうな部位は避けるなどのリスク管理が重要。
ニキビがひどい場合も照射で悪化させる場合もあります。脱毛する前に、ニキビケアで肌をキレイにするのが先決です。
5.事前準備
ケノンを使って脱毛する場合、ムダ毛を1㎜程度に処理しておく必要があります。これは脱毛サロンでも同じで、ムダ毛を処理しないと危険です。
ムダ毛が長すぎるとやけどします。毛の黒い部分に光が吸収されて燃え、その熱によって肌が直接やけどするのです。
また、クリーム・化粧品などを残した状態で照射すると、光が吸収され過熱されてやけどを負う場合もあります。逆に照射光が肌に吸収されず脱毛が進まない場合も。
ケノンを使い場合は必ず化粧を落としてから使いましょう。お風呂上りがベストです。照射直後は肌表面に見えませんが、毛の燃えカスが残るので、シャワー浴びてもいいですね。
ケノンを正しく使うのが、やけどしない最大のコツ
以上は、ケノンで注意する際のポイントを全てまとめた内容なので、これを守れば基本的にはやけどしません。実は基本が守れていなかったということが多いです。
なんで、しっかり冷やしてるのにやけどするのでしょう?まずはケノンでやけどした人の口コミを見てみて下さい。
ケノン やけど した人の口コミ。結構深刻なやけどの事例も
Yahoo!知恵袋、楽天市場などにケノン使ってリアルに使用した方々の口コミがありますので、その一部をご紹介します。(長すぎる場合は重要なポイントのみ一部カットしています。)
そして、その口コミから見えてきた事をまとめ、真のやけど対策なるものがあるかどうか考えてみました。
Yahoo!知恵袋のやけどに関する口コミ
ケノンを使うたびに火傷します。体中あちこち火傷跡だらけです。しっかり保冷剤で冷やしても、火傷する時はします。同じレベルで同じ箇所を照射していても突然「熱っ!」ってなって火傷します。
私が思うには、出力が安定していないのではないかと思うのですが。ケノンを使用している皆さんはいかがですか?火傷しない使い方のコツなどがありましたら教えてください。それと、火傷跡はずっと残ってしまうでしょうか?
2ヶ月程経っても残っている火傷跡もあります。なにか後からでもできるケアはありますでしょうか?
楽天市場のやけどに関する口コミ
1度目は軽く弱い光で当ててみただけ。2度目は前腕と足の甲をやったのですが、結果・・・やけどしたあとのようになっています。ちゃんと冷やしてやったんですけどね・・・。
強さ的には6~10くらいでした。光が当たった所に四角い痕が前腕に無数についています。見た目は最悪。この暑さのなか、長袖じゃないと恥ずかしくて外を歩けません。
まだ、毛は抜けてきませんが、これで抜けないようなら、やけどする機械になってしまいますね。肌の弱い人は要注意かも。
火傷のような赤い斑点が…。
ケノンを購入してまだ2週間ほどですが3日前くらいから太ももや腕のあちこちに赤い斑点のようなもの(火傷?内出血?)のような物が出来てしまいました。
きちんと保冷剤で使用の前後に冷やしてからレベル7くらいで、当てていたのに…薄くなる気配も今の所なく、これから暖かくなるのに足も気になって出せません。
効果はおそらくあると思いますが、私のようにきちんと冷やして使い方を守ってもこのようになってしまう人がいるということで。残念です。
ケノンは低出力で使えば、火傷は起きません。レベルを強く出力すると、私のように酷い火傷をしてしまう方もいます。
2度ほど全身に使用しました。エステ並の威力があって好感触でしたが脱毛後の2日後、母親に「腕に痣があるよ!」と指摘され鏡で見てみるとケノンを打っていった列に火傷跡ができていました。レベルは、1回目は6。2回目はレベル7。(強すぎたかも)
急いで水で冷やしましたが、跡はそのまま。看護師の卵としては、たとえ冷やしてもこの火傷は避けられなかったでしょう。
照射後の冷却は毛穴周りの赤みを早く引かせるためでここまで真皮に熱ダメージを与えてしまうと、立派な火傷。前後に冷やしても無駄です…。
後日、皮膚科で診ていただいたら「水ぶくれがなければ経年で薄れていく」とのこと。一安心です。
1回目の照射はレベル1から始めて8まで上げて照射しました。翌日赤い発疹が数個ポツポツ出ました。
間をあけて2回目にレベル8にして照射したところ、翌日朝から照射した場所が腫れ上がりました。強烈な痒みで会社を早退し病院へ。ステロイドとアレグラを処方されましたが気が狂いそうな程の痒みで夜も寝れず、翌日再度病院へ。
強力なステロイド軟膏と飲み薬もステロイドに変更してもらいましたが改善されず。これ以上強い薬は処方出来ないと言われたので発狂しそうな痒みを冷やして必死に我慢しました。4日も会社を休み、その間夜も寝れませんでした。
一週間程で痒みはひきましたが、火傷の痕が2か月近く残りました。真夏に長袖、長ズボンしか着れず辛かったです。それ以来怖くて使用していません。高い買い物ですので、肌の弱い方はよく考えてから購入される事をお勧めします。
やけどした人達の共通点
口コミから見えてきた、ケノンでやけどした人の共通点は以下の通り。
- レベル7以上で照射
- 照射前後でちゃんと冷やしていた(たぶん)
- 投稿は写真付きで、本当に火傷している
- やけどするときと、しない時がある。
冷却パックはみな同じものが付属しています。しかし、冷却方法は人それぞれ、軽ーく肌に当てて、数秒で終わらせる人もいますし、5秒から10秒かけてしっかり肌に密着させる人もいます。
使い方が人によって違うということは、やけども個人差が出るということ。あとは肌質が元々弱かったというのもあります。
それにも関わらずみんながレベル7以上だからという理由で、レベル7を無理して照射したのかもしれません。
では、それを踏まえて絶対にやけどしない方法を考えてみましたので、ぜひ参考にしてみて下さい。
ケノンで絶対やけどしない方法
脱毛サロンとケノンで何が違う?
先ほど紹介した通り、口コミではしっかり冷やしても、やっぱりやけどするんだけど?という疑問の声が出ています。
脱毛サロンとケノンは使っている脱毛器にそこまでの違いは無く、違いがあるとすれば冷却方法です。それしかないですよね。
脱毛サロンはやけどをしないよう徹底して、たっぷりのジェルを肌の塗って冷却をしているのに対して、ケノンは小さな冷却パックです。しかも冷やし方には個人差がある。
それが一番の原因だと思います。そこで、ケノン女神では絶対にケノンでやけどしてもらいたくないので、次のような冷却方法を提案しますので、もしよければ試してみて下さい。
- 冷却パックを変える
- 照射レベルを鵜呑みにしない
- 無理しない
1.冷却パックを変える
やけどの原因の一つは、本人は冷やしているつもりで冷やせていないからです。その理由の一つは冷却パックにあると思います。
ケノンに付属する冷却パックはラージカートリッジやスリムカートリッジなどが一般的だった発売当時に作られたものです。
発売から6年、照射面積が最大のエクストララージカートリッジ、ストロングカートリッジなど、当時とは比べ物にならないぐらい強力な光を出せる脱毛器に進化を遂げています。
つまり、カートリッジの照射面積<冷却パック面積、カートリッジの発熱量<冷却パックの冷却能力にしておかないと、やけどするリスクが出るということです。でも冷却パックは発売当時のまま。
少しずらして冷やせばいいというかもしれませんが、ずらすことで時間が経って、最初に冷やしたところが体温で温まってしまいます。
その場合、対策は一つ。大きめの冷却パックを購入すること。100円ショップでもいいですし、Amazonで探せば、もっと質が高いものを準備しましょう。
ケノンに最適な保冷剤の選び方
保冷剤を選ぶ際に注意すべきポイントは3つあります。ぜひ参考にしてAmazon、楽天等で探してみて下さい。
- 使い捨てではなく繰り返し使えるもの
- 付属品よりサイズが大きい(縦・横・厚み)
- 固まるジェル状のもの
2.照射レベルを鵜呑みにしない
色んなサイトでVラインはレベル7で照射して下さい。とか、ワキはレベル8以上が効果的と参考の照射レベルに関する情報がいろいろ飛び交っていますね。
でも、あなたはあなたに合ったレベルで照射する必要があります。他の人が言っているレベルは参考でしかありません。
もちろん、照射レベルが弱いと時間はかかりますが、必ずムダ毛は減っていきますが、短期集中で頑張りすぎて、やけどするより、長期的に続けた方が得です。
3.無理しない
やけどしないための一番のコツは無理しないこと。これに尽きます。無理する理由は色々ありますが、早く脱毛を終わらせたいのが一番ですね。
脱毛を急ぎたい方は、ケノンは向いていません。急ぐなら医療脱毛が早いですし、確実に永久脱毛ができます。
ケノンに限らず、なんでもそうです。ダイエットも急激に摂取カロリーを減らすと、必ずリバウンドが着てダメになります。
まとめ
はじめにケノンのやけど原因と対策について、その後で実際にYahoo!知恵袋や楽天市場に投稿されているケノンのやけど事例を紹介してきました。
しっかり冷却しているのにも関わらずやけどしたというケースもあり、他人事では済まされません。
これからケノンを購入して脱毛される方は、誰にでもやけどするリスクがあることを認識した上で、紹介したことを参考に無理をせず使ってみてください。
ケノンの使用方法や実際の使用者の口コミは公式サイトにたくさんありますので、参考までに確認してみましょう。